お風呂のカビ取り方法まとめ!黒い斑点からピンクのぬめりまで徹底除去

牧平 幸
執筆者

カビドクターズ代表

牧平 幸

カビドクターズの代表・牧平 幸です。カビ取り5年の経験と、世界初の特許技術を用いて大阪・京都No.1の品質を目指して日々カビ取りと向き合っております。

お風呂場に発生する「黒い斑点」と「ピンクぬめり」の正体

コーキング、浴室ドア・ゴムパッキンに発生する「黒い斑点」や浴槽床に発生する「ピンクぬめり」、これらの正体は「黒カビ」と「赤カビ」です。

発生場所 カビの種類
・浴室ドア・ゴムパッキン

・お風呂場の天井

黒カビ(黒い斑点)
・浴室の床 赤カビ(ピンクぬめり)

赤カビは基本的に無害ですが、黒カビは吸い続けると人体に悪影響を及ぼします。

最悪の場合は以下のような症状を発症させます。

  • アレルギー性鼻炎
  • 気管支肺アスペルギルス症
  • シックハウス症候群

場所別!お風呂場のカビ取り方法3選

本題のお風呂場のカビ取り方法を、場所別に3つの方法をお伝えします。

  1. 浴室ドア・ゴムパッキン含むコーキングのカビ取り
  2. 天井のカビ取り
  3. 浴室の床のカビ取り

【カビ取り1】浴室ドア・ゴムパッキン含むコーキングのカビ取り編(黒カビ)

まずは、黒カビの中でも比較的落としやすいコーキングの黒カビの除去方法についてです。

準備するものは以下の5つです。

  1. 防具(ゴム手袋/防毒マスク/ゴーグル/帽子)
  2. マグカップ
  3. 塩素系漂白剤(ボトルタイプのキッチンハイター/キッチンブリーチ)
  4. キッチンペーパー
  5. サランラップ

<STEP1>キッチンペーパーに塩素系漂白剤を漬ける

ゴム手袋をし、マグカップに少量の塩素系漂白剤を入れ、キッチンペーパーを満遍なく漬けます。

<STEP2>コーキングにキッチンペーパーとサランラップを60分重ね置き

塩素系漂白剤をつけたキッチンペーパーを、黒カビが発生しているコーキングの箇所を覆いかぶせるように置いてください。

その際に、乾燥防止目的としてサランラップを上に被せると効果的です。

60分ほど重ね置きすれば、ほとんどの黒カビを落とすことができます。

<STEP3>黒カビが落ちているか確認して洗い流し

キッチンペーパーを剥がして、黒カビが落ちているか確認しましょう。落ちていれば、お湯で流して終了です。

黒カビが残っているようであれば、10分ほど置いて観察しましょう。

【カビ取り2】天井のカビ取り編(黒カビ)

天井のカビ取りは非常に危険な作業です。理由は、天井にカビ取り剤をつける際、身体に付着する可能性があるためです。そのため、慣れているから、自信がある方以外は、天井のカビ取りは業者に依頼しましょう。

天井のカビ取り時に準備するものは以下の3点です。

  1. 防具(ゴム手袋/防毒マスク/ゴーグル/帽子)
  2. 塩素系漂白剤(ボトルタイプのキッチンハイター/キッチンブリーチ)
  3. ガラスワイパー

<STEP1>ガラスワイパーに塩素系漂白剤を漬ける

天井のカビ取りに使用するガラスワイパーに塩素系漂白剤をつけます。

直接、天井に漂白剤をつけるのはとても危険ですので辞めましょう。

<STEP2>満遍なく天井に塗り込んで15分ほど放置

天井の壁全体に満遍なく塗り込んで行きます。

ミゾなどの塗りづらい場所は、縦横の角度を変えて何度も塗りましょう。

<STEP3>仕上げに水拭き

仕上げとして、水をつけたガラスワイパーで塩素を拭き取りましょう。

塩素が天井に残らないよう、丁寧に拭き取ります。

【カビ取り3】浴室の床のカビ取り編(赤カビ)

黒カビと比較して簡単に落とすことができる赤カビ。

落とし方はシンプルで、赤カビが発生している箇所に、スプレータイプの塩素系カビ取り剤(カビキラー/強力カビハイター etc)を吹きかけ、10分くらい放置して洗い流すだけです。

お風呂場のカビ取り時の3つの注意点

お風呂場のカビ取り時に使用する「塩素系漂白剤」は、強力ではありますが危険な側面もあります。

塩素系漂白剤を使用する際に、必ず守っていただきたい注意点を3つご紹介します。

【注意1】防具を身につける

塩素系漂白剤を使用する際は、ゴム手袋・防毒マスク・ゴーグル・帽子を装着してからカビ取りを行ってください。

特に目に入る・飲んでしまう等、粘膜に触れるとかなり危険です。

【注意2】塩素系漂白剤と酸性タイプの洗浄剤を混ぜるな

基本的に、塩素系漂白剤は他のものと混ぜないでください。

中でも、酸性タイプの洗浄剤と混ぜると有毒のガスを発生させ、非常に危険です。

【注意3】換気を徹底する

塩素系漂白剤の臭いによって、めまいや吐き気を催すこともあります。

使用した後は、臭いを取り除くために換気扇をつけ、扉を開けて風通しをよくしましょう。

カビ取り剤の臭いは子供に悪影響?

結論、子供だからといって大きな影響があるデータはありません。

ただ、大人でも塩素系漂白剤を吸い続けることで、めまいや吐き気を催すこともあるため、子供は十分気をつける必要があります。

限りなく、臭いを残さないよう心がけましょう。

おすすめのお風呂カビ取り洗剤4選

カビ取り時におすすめのカビ取り洗剤を5つご紹介します。

  1. [ボトルタイプ]キッチンハイター
  2. [ボトルタイプ]キッチンブリーチ
  3. [スプレータイプ]カビキラー
  4. [スプレータイプ]強力カビハイター

カビ取り洗剤で重要なポイントは「塩素濃度」と「粘着性」です。

ボトルタイプは液体なので壁などは使用しづらいですが、塩素濃度はスプレータイプの10倍近くあります。

そのため、自宅でカビ取りを行う際は、ボトルタイプのカビ取り洗剤である「キッチンハイター」や「キッチンブリーチ」がおすすめです。

お風呂場のカビ防止方法3選

最後に、お風呂場にカビを発生させないためにすべきことを3つご紹介します。

50℃の高温シャワーをお風呂場全体にかける

カビは高温が苦手で、特に50℃を超えるとほとんどのカビが死滅します。

そのため、お風呂場を洗い流す際は50℃で流しましょう。

換気扇を24時間回す

カビは湿気が多い場所を好み、湿度60%を超えると急激にカビが発生します。

そのため、換気扇を常に回して、湿度を60%以下に落としましょう。

カビ防止剤を使用する

殺菌効果のある「カビ防止剤」もおすすめです。

カビが何度も発生する場合は、カビ防止洗剤で最も人気な「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」を置いておきましょう。

【注意】モップにカビが生えてないか要注意

お風呂場を掃除するモップは注意が必要で、カビが発生したモップで掃除をするとカビを撒き散らしてしまうことになります。

カビは「湿度・温度・栄養(汚れ)」の条件が揃うと発生し、お風呂場のモップはいずれの条件も満たすため頻繁にカビが発生します。

せっかく漂白剤でカビを落としたのに、モップのカビを撒き散らしては意味がありません。

モップにカビが発生していないか、定期的に確認しましょう。

カビ取り洗剤で落とせるのは表面のみ

お風呂場のカビ取りについて触れてきましたが、根深く生える黒カビを自力で全て落とすことは至難の業です。

カビ取りをしても、何度もカビが発生する場合は、カビが様々な場所に遷移している可能性があります。

何度もカビが発生してしまう方は、一度カビ取り専門業者に依頼して徹底的にカビを取り除いてもらうことをおすすめします。

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